生まれたばかりの赤ちゃんの肌ってどんな感じ?

生まれたばかりの赤ちゃんは、つるつるのお肌で生まれてきます。うらやましくなるような美しい肌です。あなたは、赤ちゃんのスキンケア、しっかりできていますか?肌がつるつるで美しいから、スキンケアは必要ないと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、そんなことはありません。赤ちゃんの肌はツルツルで美しいからこそ、スキンケアが最も重要なのです。正しいスキンケアについて見ていきましょう。

なぜスキンケアが大切なの?生まれたばかりの赤ちゃんは、他の動物に比べ、とても未熟な状態で生まれてきます。当然、バリア機能も弱く、肌はとてもデリケートです。大人と比べても、肌はとても薄く、皮脂量や水分量も少ないのです。これが、赤ちゃんの肌の意外な事実なのです。

赤ちゃんの肌は、大人の肌とはまったく違うということがおわかりいただけたでしょうか?世の中には、ホコリや紫外線、乾燥など、肌に刺激を与えるものがたくさんあります。赤ちゃんの肌は、胎内から出たとたんにこれらの刺激にさらされるため、いつ肌トラブルが起きてもおかしくないのです。そのため、そうした刺激から肌を守るためのスキンケアは重要です。

スキンケアはいつから始めればいいのか、悩む人も多いのではないでしょうか。スキンケアが必要な年齢は特に決まっていませんが、赤ちゃんが生まれたらすぐにスキンケアを始めるのが理想的です。とはいえ、まったく遅すぎるということはありません。今からでも、すぐにでも始めてみましょう。それでは、スキンケア方法についてご紹介します。

新生児は、生後2カ月までは皮脂が多く分泌されることが知られています。しかし、実は皮脂が多く分泌されるのはおでこだけ。頬やお腹は、実はとても乾燥しているのです。また、1歳になると、全身の皮脂分泌量がさらに減少することが明らかになっています。体のある部分の皮膚を見てみると、特にお腹は皮脂がほとんどなく、常に乾燥した状態です。

赤ちゃんの肌は一見やわらかくしなやかですが、一年を通して大人より水分量が少ないのです。湿度の高い夏場でも、水分量は大人の半分以下です。そのため、保湿はとても大切なのです。最初のお風呂から泡で洗い、乳液で整えるというスキンケアを毎日行えば、全身がしっとりしますよ 全身がしっとりと保たれ、理想的な水分バランスになることが分かっています。

新陳代謝が活発な赤ちゃんは、1日1回しっかり洗顔して、清潔に保つ必要があります。洗顔料は泡立ちやすい弱酸性のものを使用するのがおすすめです。また、ベタつきがちな頭皮には、専用の洗顔料を使用することをおすすめします。洗顔後はすぐに保湿をするのがポイントです。こすらずさっと塗るのが肌のためになります。頭皮のかさかさ感が気になる場合は、保湿力を高めたクリームを使用するのもおすすめです。

赤ちゃんは皮膚がとても薄く、紫外線の影響を受けやすいもの。やはりUVケアは重要です。特に日差しの強い季節に外出する際は、日焼け止めを忘れずに使用することが大切です。また、日焼け止めは低刺激で、洗い流しやすいものを選ぶことも必要です。日焼け止めは、洗わずに放置するとトラブルの原因になることが多いのです。
日焼け止めは長時間つけっぱなしになることが多いものです。簡単に洗い流せる日焼け止めを選ぶとよいでしょう。また、低刺激の日焼け止めは、産後すぐに使えるのでとても便利です。

赤ちゃんのスキンケアに気を遣うママは多いようです。今日は、赤ちゃんの肌について理解を深めていただけたでしょうか。赤ちゃんの肌はつるつるで、何のケアも必要ないと思われるかもしれませんが、そうではありません。大人と生まれたばかりの赤ちゃんでは、肌の構造がまったく違うのです。ですから、赤ちゃんの肌に合ったスキンケア用品を選んで使ってあげることをおすすめします。